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自分の役割の気づき方

2019年8月24日(最終更新日:2020年6月14日)

自分の役割を探す誰にでも当てはまる方法なんてない

自己啓発系の書籍を読んでいると、よく「自分の役割に出来るだけ早く気づき、その役割を果たすために全力を注いだ方が良い」的なことがよく書いてあります。

一言で言えば「大義」と呼ばれるものです。

その理屈は何となく皆が理解できると思います。

ただ、最大の問題は

自分の役割をどうやって考えれば良いのかわからない

と言うものです。

引き続き多くの書籍では、自分の役割の見つけ方が記されています。

自分の過去を振り返って自分の特性を考えてみたり、自分の家系を辿って特性を知ってみたり、自分をブランディングする方法が記されていたり、手法は様々です。

しかし、それで果たして自分の役割に気づくことができたでしょうか。

おそらく答えは「No」と言う人が多いのではないでしょうか。

その理由は

自分の役割を探す誰にでも当てはまる具体的な方法なんてない

からです。

え、そんな元も子もない話をしてしまったら、悩んでいる自分はどうすれば良いんだ・・・という声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。

具体的な方法はなくても、指針はあります。

自分の役割に悩む理由

自分の役割に気づくための指針を考えていく上で、そもそもなぜ「自分の役割」で悩んでしまうのか、その理由を明確にする必要があります。

その理由とは、

具体的な問題が出るたびに、自分が本当にそんな大役(役割)を果たすことができるのだろうか(他の人の方ができるんじゃないか)と考える癖がついていること

です。

シンプルに言えば、問題に直面した時に、自信がなくなると言うものです。

世の中には稀有な人が存在し、全くそんなことも考えない素直(?)な人も存在しますが、そんな人は悩むことなく突き進んでいくので、この記事の役割もないでしょう。

しかし、多くの人はそんなわけには行きません。

自分に本当にできるのか・・・言ってしまっては引き返さなくなってしまうのではないか・・・自分には守らなければならないものもある・・・

そんな風に自信がなくなってしまうのが普通の人間です。

では、どうすれば自信を持って自分の役割を見つけ出すことができるのでしょうか。

それには2つの考え方が必要になってきます。

特性を知るために他人との比較を辞めましょう

1つ目は

自分の特性を分析するときに他人と比較しないこと

です。

自分の役割を知っていくためには、自分の特性を最大限に発揮する必要があります。

そしてその自分の特性を知るために、自己分析が必要です。

しかし、その自己分析に、他者との比較は必要ありません。

自分で分析した自己分析は、あなた自身を指し示していることに疑いの余地を入れては行けません。

あなたが思う長所は長所だし、短所は短所です。

上には上がいるのは事実でも、自己分析に求められることは他者との比較ではありません。

自己分析による自分の特性に自信が持てないことは、他人と比較してしまっているからです。

自分の役割は自分の特性の中にしかありません。

プロセスの大前提を知ろう

2つ目は

自分の特性を知り、その特性に磨きをかけながら近い特性を持っている人に勝っていくプロセスを大前提で考えていくこと

です。

自分の特性を考えるときには、他人と比較せず、ありのままを受け入れましょう。

しかし、自分の役割を明確にしていくためには、他人に勝らなければなりません。

特性は特性として理解し、初めてそこで人と比較しましょう。

そしてその人たちを凌駕していく方法を模索していきましょう。

自分の役割に明確に気づくためには、人よりも優れた部分を持っている必要があるのは事実です。

しかし、自分の「特性」を知る上では比較する必要がありません。

自分の役割に悩む人は分不相応のことで悩む

そもそも「自分の役割」を悩んでいる人というのは、悩んでいる内容が自分の能力以上のことで悩んでいることが大半です。

こんな言い方をすると、何だか「悪いことをしている」と指摘されたように感じるかもしれませんが、これは良い悪いの問題ではなく、事実です。

世の中には不条理なことがたくさんあって「なぜこんなことが今の時代にまかり通っているのか」「なぜこんな嫌な思いをしなければならないのか」と思うことがたくさんあると思います。

その不条理なことに悲観し、何だか全てが不条理に見えてくることがあります。

しかし、1つの不条理なことがあったからと言って世の中が不条理なんてことはありません。

むしろ世の中は揺り戻しを含めながら常に良い方向へと進んでいっています。

今、あなたが目の前にしている不条理もいつか誰かが解消するか、消滅していきます。

悩んでしまっている時点で、今のあなたに解決する手段はありません。

今、あなたが解決する役割ではありません。

今、あなたができることに集中し、仮に悩んでいることを解消できる能力があり、その時点でも問題として残っていることであるならば、その時があなたの出番です。

こんな書き方をすると、何だか未来のことに思えるかもしれませんが、今すでにあなたの出番がきている問題もあるはずです。

そのことに注力し、解決を続けて行けば、いづれは社会的に貢献できるような問題に出会すでしょう。

こんな自分の役割に悩める人は、社会や周囲の人間にとって役立つ人間でいたいという優しい心の持ち主だと思います。

ぜひ自分にも優しくなって、自分ができることを、そしてその能力を人と比べるのではなく着実に取り組んで行って頂きたいと思います。

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